王子さまの魔法が解ける時。

2017年。
私はきっとずっと忘れないと思うし、あーずっとこういう気持ちを君に抱き続けていくんだろうなと思っています。

今からものすごく気持ち悪い気持ちを吐き出します。

「孝良くんが辞める時、担当として後悔していたい」

降りた理由は、そんな理由だった。
自分の中の意地だったような気がする。担当と名乗らない奴が悲しいなんて言えない、ってそんな感じの自分に対しての。

でもやっぱり大好きだったから降りたんだろうなって、そうじゃなきゃやっていけない｡
基本、楽しい所にふらふらしてたい人間だから言い方悪いけど、もっとデビューに貪欲で近いような子に降りれば良かったんだけれどそれは出来なかった。
それほど、私は16歳の君に惚れ込んで私の王子様だった。

手紙を読む手が震えるほど緊張しいだったり、踊るとすぐに頬が紅くなったり、カメラ目線が苦手だったり、やたらとフリーダンスでターンが好きだったり…
そんな子が選ばれた*1帝劇に出演して、まぁ事故だったり幕を下ろす本当の意味を知ったり、地方の劇場に行ったり。
本人は雑誌で「王子キャラじゃない」って言ってたけど、私の中でずっと王子様だった。舞台に立ってくれてたらそれで良かった。

未だに、「〜だったら」とか「〜してれば」と思うんですよ。
今年は私生活も激変して信じられないことばかり起きてて。この私がよく３ヶ月も現場に足を運んでないなと思う(笑)
物理的な距離ももちろんあるんだけど、これを君がやっていたら飛んでいくのになんて思った時も正直あった。でもそんな現実も未来も無いこと、一年かけてやっと分かった気がします。

何がきっかけだったかなんて知らないけれど、君があの事務所に居た全ての事を後悔してなければいいなと思います。

私は君のお姫様になりたかった訳ではないけれど、君がずっと王子様で居てくれればそれでよかったって思います。

でもその魔法も１年前に解けてたんだな。

囚われていたのは自分だったんだと。

最後だから、言わせてください。

岸孝良くん、幸せになってください。

大好きでした。

*1:一応ねw